- 最近就活始めたけど、自己分析が上手く進まない
- 自己分析ツールが多すぎて、何を使えば良いかわからない
- リクナビ診断ってよく聞くけど、実際役に立つの…?
皆さんこんにちは!Z大学のしのけんです!
Z大学では、「就活・留学・学生ビジネスなど」主に大学では学べないことを発信しています!
人材業界最大手「リクルート」が提供する自己分析ツール「リクナビ診断」。
様々な就活のメディアやサイトに掲載されており、何かと耳にする機会も多いかと思いますが、実際に役に立つのかどうか疑問に感じる方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、リクナビ診断のサービス概要や、実際に利用してみて分かったメリット・デメリット、結果を自己分析に活かす方法をご説明します!
僕自身、沢山のナビサイトや診断ツールを利用してきたので、フラットな目線でサービスの内容をお伝えします!
- リクナビ診断の特徴
- リクナビ診断のメリット・デメリット
- リクナビ診断の結果を自己分析に活かす方法
自己分析に苦戦している方は、ぜひ最後までご覧ください!
この記事を監修した人
しのけん
立教大学経済学部
ITメガベンチャー3社内定、人材業界2社内定
自己分析ツール20以上活用
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リクナビ診断のサービス概要とは?他のサービスとの違いはあるの?
「リクナビ診断ってよく聞くけど、実際どんなサービスなの?」
「選考で忙しい中で、せっかく受けても役に立たなかったら嫌だな…」
「リクナビに登録したはいいけど、診断の活用法がイマイチ分からない」
上記のように思っている方も多いのではないでしょうか。
就活で忙しくなると、少しでも無駄な時間を減らしたくなりますよね。
ご安心ください!リクナビ診断は、正に効率的に就職活動に取り組みたい方にピッタリの診断ツールです。
以下でサービスの詳細を解説していきますので、利用するか否か、判断材料にしてみて下さい!
まずは概要に関して簡単にまとめました!以下の表をご覧ください!
【リクナビ診断のサービス概要】
ツール | サイト | 料金 | 登録時間 | 診断時間 | 設問数 |
リクナビ診断 | リクナビ2022 | 無料 | 1分 | 5分 | 110問 |
前提として、リクナビ診断は以下の3点が当てはまる方が受けるべきサービスになります。
<リクナビ診断を受けるべき人の特徴3つ>
- 自分がどんな仕事に向いているのかわからない
- 自分がどんな人間なのか、自分自身の中で整理・認識ができていない
- 自分に合った仕事を発見するための「仕事探しのアドバイス」がほしい
また表から分かる通り、設問数に対して所要時間が非常に短いことが特徴的ですね!
診断画面に関しては以下の画像を参考にして下さい。
このように、設問に対し自分が当てはまるかどうかを4択で直感的に答えていく形になります。
隙間時間でサクサク進められますよ!
それでは、上記を踏まえてより具体的なサービスの特徴を3つご紹介します!
結論として、リクナビの3つの特徴は以下の通りです。
<リクナビ診断の3つの特徴>
- 自分に適性のある仕事の特徴を3点挙げてくれる
- 診断結果を元に、おすす勧めの企業を100社紹介してくれる
- 診断結果から自己PRを簡単に作成できる
これらについて以下で詳しく解説します!
特徴1.自分に適性のある仕事の特徴を3点挙げてくれる
下の画像のように、リクナビ診断を受検すると、自分に適性のある仕事の特徴が分かります!
それぞれの結果の詳細が以下になります。
詳細は後程お話ししますが、「あなたの傾向」「よくある日常のシーン」「仕事探しのアドバイス」の3項目がとても重要になってくるので、しっかりとメモしておきましょう!
このように、リクナビ診断を受けると、適性のある仕事・自分の傾向・よくある日常のシーン・仕事探しのアドバイスが3個ずつ言語化されます。
短い時間で自分自身を体系的に理解できるので是非受検してみてください!
特徴2.診断結果を元に、おすすめの企業を100社紹介してくれる
リクナビ診断が他サービスと圧倒的に異なる点として、診断結果をもとにおすすめの企業を一気に100社紹介してくれるという点があります。
実は診断結果の画面を下にスクロールしていくと、以下の項目が出てくるのです。
「さっそくチェック」の項目をクリックすると、会員登録情報や診断結果、リクナビWEBテストの結果等を元に、自分に合った企業が実際に100社リストアップされます。
「まとめてプレエントリー」をすると収集がつかなくなってしまうので、個人的には1社1社吟味してエントリーするか判断することをオススメします!
たった5分の診断で、おすすめ企業を100社も紹介してくれるサービスはリクナビ診断を置いて他にないと思います!興味ある方は是非診断してみてください!
特徴3.診断結果から自己PRを簡単に作成できる
キミスカ診断の結果を活用することで、選考における自己PRやガクチカ、就職活動の軸を簡単に作成できるようになります!
詳細に関しては後程ご説明致しますので、ひとまず診断結果を以下のように表などにまとめてみて下さい!
【例:リクナビ診断 診断結果】
詳細\適性ある仕事 | ①前例のないことに挑戦することが大切な仕事 | ②指示を待たず自分で考えて動くことが大切な仕事 | ③プレッシャーの中でもやりぬくことが大切な仕事 |
あなたの傾向 | 物怖じせず、新しいことにぐいぐい取り組んでいく。自分で考え行動することを重視し、ときには人が驚くような行動をとる場合もある。 | 自分なりの高い目標を設定し、それを達成するために自分で判断しながら、やるべきことややりたいことをどんどん進めていくタイプ。 | 高い目標や時間的な余裕がないなどプレッシャーがかかる中でも、目標達成に向けて力強く取り組んでいくタイプ。 |
よくある日常のシーン | 新商品や新サービスなど、新しいものが好き。興味を持ったことは、とことん追求していく行動力がある。流行りものは率先してやってみる。人より出遅れるのは嫌だ。 | 趣味や興味を持ったことには、どんどんのめりこんでいく。この分野、知識、経験は誰にも負けないという自信のあるものがある。目標を立てたら、それをいかに達成するか考え、行動する。 | 人の入れ替わりが激しかったり、厳しいようなアルバイトや部活でも、目標があれば頑張れる。いつでもちょっと無理か?と思うくらいの高い目標を掲げ、それをクリアするために頑張ってきた。ライバルと思う人がいる。人と競争するからこそ、成長できると思う。本番に強い方。 |
仕事探しのアドバイス | ・好奇心が強く、流行に敏感。新規事業を立ち上げたり、世の中にないような新しい商品を考えるなど、実績がないことに果敢に挑戦したいと考えるタイプ。・会社や仕事研究では、どれだけ新しいことに挑戦しようとしているのか、年次に関係なく若手の意見も積極的に取り入れようとする風土があるかなど、確認することが大切。・これまでに、新しいことに挑戦して、魅力ややりがいを感じたかも振り返ること。 | ・自ら高い目標を立て、その実現のために自分なりに考え、時には独創的なアイデアを出しながら達成していこうとする。・若くして起業したり、研究者として一つの分野を究めようとしていたり。任される仕事における自分の裁量が重要なポイントとなりそう。・そのため、企業で働く人に話を聞く場合も、自分の考えで行動することがどれくらい求められる仕事か確認することが大切。 | ・自ら高い目標を掲げることで成長し、達成感を味わってきた経験がある。・目標やノルマの厳しい営業でもへこたれず、むしろやりがいを感じられる。・目標や期待されることが明確ではなく、プレッシャーのあまりかからない状況では、モチベーションがあがらない可能性もある。・仕事研究をする際には、いかに高い目標に向かって行動しているのかを確認すること。 |
上の表にはとりあえず診断結果を丸ごとコピペしましたが、実際は「自分に合っている」と思った部分だけまとめておくのが良いと思います!
「あなたの傾向」は自己PR、「よくある日常のシーン」はガクチカ、「仕事探しのアドバイス」は就活の軸を考える際に役に立つので、いずれかに不安のある方は是非診断を受けてみてください!
【体験談】リクナビ診断の3つのメリット
ここまでリクナビ診断のサービス内容や特徴に関して説明してきました。
しかし、「結局のところ受けるメリットはあるの?」「実際に利用した所感を聞きたい」と感じられた方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここからは実際にサービスを利用した僕が、これまでの内容を踏まえ、リクナビ診断のメリットについてご紹介していきたいと思います!
まずはリクナビ診断のメリットを以下にまとめます。
<リクナビ診断の3つのメリット>
- メリット1.隙間時間で回答することができる
- メリット2.何度も受け直すことができる
- メリット3.自分の特性に沿った業界選び、仕事選びができるようになる
それでは具体的に解説していきます!
メリット1.隙間時間で回答することができる
まずリクナビ診断は、隙間時間を活用して短時間で受検することができます。
上述した通り、登録時間・受検時間合わせても10分弱程度で終わるためです。
診断結果も簡潔にまとまっているので、他の診断サービスよりもお手軽に受けられると言えるでしょう。
移動時間や寝る前など、空いた時間にサクッと診断してみてください!
リクナビ診断を利用すれば、10分程で自分自身の行動傾向や自分に合った仕事探しのコツを理解することができるので、ぜひ受検してみましょう!
メリット2.何度も受け直すことができる
次にリクナビ診断の特徴として、何度も受け直すことができる点が挙げられます。
就職活動を進める中で、次第に自身の本来の価値観に気付いたり、違った一面があらわになったりすることがあります。
その都度、受け直して結果を比較してみて下さい。
「就活を通して自分のどのような性格・価値観が変化したのか」理解できます!
また、あえて自分の考えとは真逆の回答をしてみることで、自分とは合っていない仕事の内容も理解することができるでしょう。
診断時間が短いからこそできることでもありますね!
このように、定期的に診断したり、あえて自分と反対の選択肢を選んでみたりすることで、自己の価値観の変遷や合わない仕事などを客観視できるようになります。
興味ある方は、ぜひ登録して受検してみましょう!
メリット3.自分の特性に沿った業界選び、仕事選びができるようになる
リクナビ診断ならではの大きなメリットとして、自分の特性に合った業界選び、仕事選びができるようになることが挙げられます。
診断結果を見ても「仕事探しのアドバイス」の文章のボリュームが最も大きいですよね。
自分の性格的特徴を踏まえ、自分に合った職場の風土や仕事選びにおいて注目すべきポイントを教えてくれるので、企業選定における自分の軸が明確になりますよ!
「企業選びの軸」は面接でも高い頻度で問われるので、しっかりと言語化して話せるようになっておきましょう!
闇雲に企業を探すよりも、一定の軸を持って企業を探す方が就活はスムーズに進みます!
ぜひ隙間時間を利用して診断を受けてみてください!
【体験談】リクナビ診断の3つのデメリット
さて、ここまでリクナビ診断のメリットについて沢山挙げてきましたが、当然デメリットに関しても知りたくなるところだと思います。
安心してください!
様々な診断ツールを利用してきた僕が、以下でリクナビ診断のデメリットについて、フラットな視点で解説していきます!
リクナビ診断のデメリットは以下の通りです。
<リクナビ診断の3つのデメリット>
- デメリット1.解説文自体は少ない
- デメリット2.望んだ診断結果が出ない場合もある
- デメリット3.リクナビの登録が必要
これらについて順に解説していきます!
デメリット1.解説文自体は少ない
前提としてリクナビ診断の解説文は、そのまま履歴書やESに落とし込めるようなものではありません。
したがって診断結果を自分なりにかみ砕き、自分の言葉で伝えられるようになる事が重要です!
他の記事でもお伝えしていることですが、診断結果を見て「ふ~ん」で終わってしまうのは勿体ないです!リクナビ診断に限らず自己分析ツールは、結果を他人にアウトプットすること前提で受検すると良いと思います!
解説文が少ないことは、診断結果を自分なりに言語化する余地が大いにあるということです。
具体的な方法は下記でご紹介するので、これを好機と捉え、結果をしっかりと自己分析に活かしていきましょう!
デメリット2.望んだ診断結果が出ない場合もある
リクナビ診断に限らず言えることですが、自己分析ツールの診断結果は全部が全部そのまま自分に当てはまるということはありません。
加えて解説が抽象的なので、上記でも述べたように診断結果を自分なりに解釈し直す必要があります。
また、診断結果のどこが自分に合っていて、どこが合っていないのかを見極める必要性も出てくるでしょう。
そのためにも、複数の診断ツールを暇つぶしがてら併用してみるのが良いと思います!各ツールで共通して言われることは、間違いなく自分の特徴といえますよ!
どうしても結果に納得がいかない場合は受け直してみることも可能です!是非診断を受けてみてください!
デメリット3.リクナビの登録が必要
リクナビ診断を受けるためには、リクナビというナビサイトに登録する必要があります。
「ナビサイトに登録するとメールや通知が沢山届くから面倒」という理由でマイナビのみ使うなど、利用する媒体を絞っている方も多いかと思います。
最近は、最早ナビサイトを登録しないという学生も増えてきていますよね…。
しかし、後程詳しくご説明しますが、リクナビは業界トップクラスの就活サイトです。
採用媒体をリクナビのみ利用している企業も少なくありません。
登録は少々面倒かもしれないですが、この機会に会員登録して、リクナビ診断を体験してみてください!
リクナビ診断受検の流れ
リクナビ診断のデメリットの1つに、「リクナビへの登録が面倒!」というものを挙げました。
では、実際にどれくらい時間がかかるのか疑問に感じた方もいるのではないでしょうか。
そこで、以下ではリクナビ診断を受検するための手順をご紹介します!
登録の流れを理解して、サクっと診断に移れるようにしましょう!
<リクナビ診断を受検するための手順>
- 基本情報の登録
- リクナビ診断を受検
それでは順を追ってご説明します!
基本情報の登録
基本情報の登録に関しましては、以下のPDFを見て頂けると分かりやすいかと思います!
リクナビ登録方法 (出展:リクルートキャリア)
具体的な流れをまとめると以下のようになります。
- リクナビTOP画面へアクセス
- 卒業年度を選択
- プロフィール情報(氏名・メアド・住所・連絡先・所属大学)の入力
企業の選考状況やESの作成、管理にも役立つので、リクナビ自体お勧めしたいサービスです!
卒業年度だけ間違えないよう注意してください!
念のため、卒業年度早見表を載せておきます!
自身の生年月日と卒業年度を照らし合わせてみましょう!
【卒業年度早見表】
例えば平成12年・2000年生まれの大学生は2023年に卒業見込みということになります。
一見登録が面倒ですが、やってみると意外と3分程度で終わりますよ!
リクナビ診断を受検
リクナビへの登録が済んだら、お待ちかねリクナビ診断を受けられるようになります!
下の画像のように【マイページ:自己分析】のページを開くと、リクナビ診断が受けられるようになっているので、早速5分で診断を受けてみてください!
言語・非言語のWEBテスト等も受けられるのが良いんですよね。
一見面倒ですが、就活においては面倒なことを沢山行った人が得てして成功するものです。
リクナビに登録することで沢山の特典が得られるので、興味のある方は是非登録してみましょう!
リクナビ診断を自己分析に活かす方法3選
ここまでリクナビ診断のサービス内容や受検までの手順について解説してきましたが、「結局どうやって診断結果を就活に活かせばいいの?」と疑問に感じる方も多いと思います。
そこで、以下ではリクナビ診断が就職活動にどう活きてくるのか、またどのように活かせばいいのかをご紹介していきます!
診断結果を自己分析に活かす方法は、大きく分けて3点あります。
<診断結果を自己分析に活かす3つの方法>
- ステップ1.「あなたの傾向」を自己PRに活かす
- ステップ2.「よくある日常のシーン」をガクチカに活かす
- ステップ3.「仕事探しのアドバイス」を業界選びや就活の軸に活かす
診断結果をしっかりと活かせるようになるために、それぞれについて具体的に解説していきます!
ステップ1.「あなたの傾向」を自己PRに活かす
まず、診断結果の「あなたの傾向」は自己PRの作成に活かすことができます。
3つの「あなたの傾向」に書かれたことを一言でまとめ、それに関連する自身の体験を紐づけていきましょう!
下記の表は先程の診断結果の表における、「あなたの傾向」の部分のみ切り取ったものになります。
【診断結果「あなたの傾向」まとめ表】
詳細\適性ある仕事 | ①前例のないことに挑戦することが大切な仕事 | ②指示を待たず自分で考えて動くことが大切な仕事 | ③プレッシャーの中でもやりぬくことが大切な仕事 |
あなたの傾向 | 物怖じせず、新しいことにぐいぐい取り組んでいく。自分で考え行動することを重視し、ときには人が驚くような行動をとる場合もある。 | 自分なりの高い目標を設定し、それを達成するために自分で判断しながら、やるべきことややりたいことをどんどん進めていくタイプ。 | 高い目標や時間的な余裕がないなどプレッシャーがかかる中でも、目標達成に向けて力強く取り組んでいくタイプ。 |
表より、私の場合は「高い目標に向かい、当事者意識を持って主体的に行動する」ことが強みだと言えます。
なので、その裏付けとして「塾講師として生徒の成績を向上させるために、保護者との連携の強化や電話による家庭学習の定期的な進捗確認に注力したエピソード」が適していると考えました。
実際にエピソードを自己PRに落とし込む際は、以下の4ステップを意識してみてください!
<エピソードを自己PRに落とし込む4ステップ>
- 自分の強みを結論から書く
- 強みを裏付けるエピソードを書く
- それが仕事でどう活かされるのかを書く
- 改めて自分の強みを書いて〆る
余裕がある方は自己PRについて200字、400字、600字の3つのバージョンを用意しておくと良いと思います!
客観的なデータに基づいて自身の強みを把握できるため、自信をもって自己PRに強みを記載することができますよ!
「【徹底解説】エントリーシートの自己PR書き方まとめ」では、エントリーシートにおける自己PRの書き方を解説しているので、ぜひご覧ください。
ステップ2.「よくある日常のシーン」をガクチカに活かす
次に、「よくある日常のシーン」をガクチカに活かしましょう。
自己PRの際と同様、3つの「よくある日常のシーン」に書かれたことを一言でまとめ、それに関連する自身の体験を紐づけてみて下さい!
余談ですが「自己PRとガクチカって何が違うの?」と思われる方も多いと思います。
一般に、自己PR(長所や強み)とは、「もともと備わっている自分らしさ」と「自分らしさが将来仕事でどう発揮されるか」を伝えるものです。
普段から発揮していたり表れていたりするものである一方で、ガクチカは「壁や困難を乗り越えた経験、その際の工夫や考え方」と「その経験を経て新しく身に着けた強み」を伝えるものであると言われています。
自己PRが過去現在未来を線で繋ぐものであるのに対し、ガクチカはある経験を点で切り取ったものであるといえるでしょう。
と長々解説致しましたが、結局は同じエピソードでも表現1つでガクチカにも自己PRにもすることができます。
例えば「居酒屋でのアルバイト」というエピソードがあったとします。
- シフト制なので計画を立て休まないよう心がけた
- やるべきことの優先順位をつけてスムーズにおこなえるようにした
- 後輩の育成マニュアルを体系化し、研修効率を向上させた
このような内容からは、「計画性」や「思考力」など、その人に備わっている特徴を発揮した具体例として受け取れます。一方で以下の文章をご覧ください。
- 自分の接客態度が悪いとクレームが相次いだ。
- 接客力向上のため、過去1年分のお店の日報を遡り、接客に関する記載を全て頭に叩き込み、実践に移した。また頻繁に先輩や店長からアドバイスを頂戴した。
- 結果として接客態度が改善されお客様から褒められるようになった。この経験から他者のノウハウを積極的に吸収する大切さを実感した。
その人らしさというよりは、壁に対する姿勢、その経験を通しての学びについて具体的にイメージできるのではないでしょうか。
同じバイトでの話も、表現方法次第でガクチカにも自己PRにもなるということです!
いかがでしたでしょうか!
ここまできて身も蓋もない話をすると、「あなたの傾向」「よくある日常のシーン」に関連するエピソードは極論同じでも大丈夫ですし、「あなたの傾向」のエピソードをガクチカにして「よくある日常のシーン」のエピソードを自己PRにしても大丈夫です。
最後にガクチカ作成における6ステップを以下に記載しますので、参考にしてみてください!
<ガクチカ作成の6ステップ>
- 結論:学生時代頑張ったこと
- 理由:なぜ頑張ったのか
- 目標:どんな目標を立てたのか
- 課題:目標達成にあたりどんな課題が存在したのか
- 手段:課題解決のために、具体的にどういう手段で何をしたのか
- 考察:何を得ることができたのか
ステップ3.「仕事探しのアドバイス」を業界選びや就活の軸に活かす
最後に、「仕事探しのアドバイス」を業界選びや就活の軸に活かすことができます。
以下の表は診断結果における「仕事探しのアドバイス」のうち、企業選びの際に意識すべきポイントの部分のみ抜粋したものです。
【診断結果「あなたの傾向」まとめ表】
詳細\適性ある仕事 | ①前例のないことに挑戦することが大切な仕事 | ②指示を待たず自分で考えて動くことが大切な仕事 | ③プレッシャーの中でもやりぬくことが大切な仕事 |
仕事探しのアドバイス | 会社や仕事研究では、どれだけ新しいことに挑戦しようとしているのか、年次に関係なく若手の意見も積極的に取り入れようとする風土があるかなど、確認することが大切。 | 若くして起業したり、研究者として一つの分野を究めようとしていたり。任される仕事における自分の裁量が重要なポイントとなりそう。そのため、企業で働く人に話を聞く場合も、自分の考えで行動することがどれくらい求められる仕事か確認することが大切。 | 目標や期待されることが明確ではなく、プレッシャーのあまりかからない状況では、モチベーションがあがらない可能性もある。仕事研究をする際には、いかに高い目標に向かって行動しているのかを確認すること。 |
表より、私の場合は企業選びのポイントとして以下の3点が重要になってきそうです。
- 企業として新しい事業や施策に挑戦しようとする風土がある
- ボトムアップ型で若手の裁量や発言力が比較的大きい
- 成果主義で質の高いアウトプットが常に求められる
なんかゴリゴリですね…。
業界としては成長市場で勢いがあり、社員の平均年齢層が比較的若く、尚且つスピード感をもって仕事ができるインターネット業界やWEB広告業界あたりが合っていると言えるでしょう。
それらの業界の中で、上記の3つの仕事選びのポイントを軸に企業を選定していくのが望ましそうですね。
加えて、今後選考を受けていく上での注意点として、「何故その軸で就職活動を行っているのか」という質問に対する回答は絶対に用意しておきましょう。
また、ひとえに「成長環境」「裁量権」といっても抽象度が高すぎるので、「自身にとっての成長環境とはどのような環境なのか」「裁量権とは何なのか」など、ビッグワードの定義を自分の言葉で話せるようになっておきましょう。
選考ではとにかく「それは何故?」と「それって具体的にどういうこと?」が聞かれます。
若干辟易するかもしれないですが、自己理解を深める意味でも非常に重要なことなので「理由の説明」と「ビッグワードの具体化」は余念なく準備しましょう!
仕事探しのアドバイスまで具体的に示唆してくれるサービスは他に類を見ないです。興味のある方は是非診断を受けてみてください!
リクナビ診断の評判【実際どうなの?】
さて、ここまでリクナビ診断の特徴や有用性についてお伝えしてきましたが、内容は私の主観によるところも大きいです。
「他のユーザーの声も聞きたい!!」と考えらえる方も多いと思いますので、以下で他の就活生の生の声もチェックしていきましょう!
「悪い評判」と「良い評判」に分けて、紹介していきます!
リクナビ診断の悪い評判
リクナビ診断で人付き合いが控えめとか言われる陰キャ
— てつ (@tetusakai0422) September 24, 2018
リクナビ診断で「あなたは芸術家タイプですね!」って言われて
— ディスパ@古賀CoC (@disparua) May 28, 2019
そうか芸術家ってことは就職向いてないんだな
と結論つけてからはや数年
名前診断してみたら「あなたは芸術家タイプですね!」って言われて
おれは芸術家に成るべきなのかと悩み始める
リクナビ診断 仕事編 #リクナビ診断 http://t.co/qirpWI8
— じぇん (@dorasure) September 5, 2011
登録ついでにやってみたが当てはまらん気がする
リクナビ診断したら結果が全部真逆で困る
— ふぁみま (@mondahmin) November 17, 2016
診断結果が当てはまらなかったという方も一定いらっしゃるようです。
必ずしもその人にとって良い結果が出るとは限らないみたいですね…。
リクナビ診断の良い評判
【どんな業界を見るか悩んでいる人向け】
— ぶち@旧帝早慶就活応援アカ (@buchi_shukatsu) July 9, 2020
まずは就活サイトで性格テストを受けましょう!
自分の傾向やモチベーションを知れます!
まず、自分に合っているといわれた業界を知ってみましょう!
情報を手にすることで頭の中の方向性をつけることができます!#自己分析#22卒#就活
説明会でリクルートのお兄さんが「学内企業説明会に参加する企業はこの大学から採用したいからわざわざ説明会に参加してるんです」と「SPIはリクルートが作ってるのだから同じスタッフが作ったリクナビ診断はやっておいてください」というのは説得力あった
— じろう (@jMg7b) November 25, 2012
リクナビ診断してみた。
— 田中 (@tanaka_pawa) April 24, 2018
結構当てはまるなぁ…。 pic.twitter.com/H4y1oU8dI9
リクナビってそんなコンサル機能あるんや
— sakase (@nanakusa797) January 4, 2019
診断結果の他、向いている仕事の提示に魅力を感じる方が多かったです。
リクナビ診断に関わらず、診断サービスが良いサービスかどうかは受けてみないと分からない部分が大きいですよね。
前提として、10分程度で受けられるサービスなので、一度受けてみて診断結果を確認してみませんか?
確認後、本格的に就活に活用するかどうか決めるということも可能なので、やはり個人的には受検することをおすすめします!
リクナビ診断に関するQ&A
ここからは、リクナビ診断に関する補足事項をQ&A方式でお伝えしたいと思います!
リクナビというサービスの説明や類似サービスとの相違点なども交えてご説明しますので、ぜひ最後までご覧ください!
以下が、リクナビ診断に関するQ&Aになります。
<リクナビ診断に関するQ&A>
- Q1.そもそもリクナビって何?マイナビとの違いは?
- Q2.リクナビ診断とリクナビSPI性格検査の違いは?
- Q3.リクナビエージェントは利用すべき?
- Q4.リクナビグッドポイント診断とは?
これらについて順に解説していきます。
Q1.そもそもリクナビって何?マイナビとの違いは?
リクナビとは、リクルートが提供する「個人のキャリアを支援するサービス」の総称です。
就職活動に役立つコンテンツとして以下の4つを挙げています。
<リクナビの就活に役立つコンテンツ4つ>
- 【リクナビ診断】あなたに向いている仕事のタイプが分かる!
- 【プレエントリー候補リスト】あなたの企業選びの傾向を分析!
- 【言語・非言語Webテスト】自分の実力をチェックしよう!
- ビッグデータ解析により、学生には「興味を持ちやすい企業」を、企業には「興味を持つ可能性の高い学生」や「人材要件に合致した学生」をレコメンド表示
また類似サービスとして「マイナビ」が存在しますよね。
両者を比較する表を以下に記載致しますので、参考にしてみてください!
【リクナビ・マイナビ比較表】
リクナビ | マイナビ | |
掲載企業数 | 10,830社(昨年対比:44.1%) | 24,215社(昨年対比:93.5%) |
登録学生数 | 703,861人(昨年対比:94.1%) | 731,820人(昨年対比:86.8%) |
企業ページの内容 | ・会社情報・採用情報・説明会や面接情報・先輩社員情報 | ・会社情報・採用情報・説明会や面接情報 |
検索精度 | 指定できる検索条件が多く、より細かい条件で企業を探せる | リクナビに比べると検索条件が少ない |
分析ツール | ・リクナビ診断・リクナビSPI性格診断 | ・AI適職診断・長所短所診断・適職診断MATCH・他己分析 |
ES | ・書き方紹介記事・先輩のES公開・一斉送信機能・OpenES | ・ES作成ツール・自己PR添削 |
サービス全体としては、両者甲乙つけがたいですね…。
「リクナビはES、マイナビは自己分析に力を入れているかな?」と感じたりはしますが、併用してみるのが良いと思います。
いかがでしたでしょうか!
就活生の8割が利用しているとも言われるサービスなので、ぜひ利用してみてください!
Q2.リクナビ診断とリクナビSPI性格検査の違いは?
リクナビには、リクナビ診断とリクナビSPI性格診断というサービスがあります。
両者の違いに関しては以下の表をご覧ください!
【リクナビ診断・リクナビSPI性格診断比較表】
リクナビ診断 | リクナビSPI性格診断 | |
診断内容 | 独自の性格検査 | SPIと同じ性格検査 |
所要時間 | 5分 | 30分 |
やり直しの可否 | 〇 | ✕ |
用途 | 手軽な自己分析業界・企業選び | 詳細な自己分析SPIの練習 |
名前は似てますが、全く異なるサービスであることが分かりますね。
リクナビ診断はやり直しが可能な上、短時間で受けられる反面、リクナビSPI性格診断は一回きりしか受けることができません。
必然用途も変わってくるので上記の表を参考にして使い分けて下さい!
Q3.リクナビエージェントは利用すべき?
リクナビ就職エージェントは、新卒学生の就職をサポートする、学生利用数No.1の人気を誇っているサービスです。
リクナビエージェントを利用するメリットとしては以下の5点が挙げられます。
<リクナビエージェントを利用するメリット5点>
- 最大手ならではの企業との強固なネットワークがある
- 就職先人気ランキング上位に入る常連企業も多数利用している
- 「文系」「理系」「体育学生」「地方学生」で分類され専門的なサポートが受けられる
- リクルートの経験豊富なアドバイザーに相談できる
- 履歴書1枚の作成だけで複数企業にエントリーできる
以上のことから、以下の特徴に少しでも当てはまる方は利用してみるべきだといえます!
- 多数の求人の中から自分に合ったところを選びたい
- 規模感に関わらず、安定した基盤のある企業に行きたい
- 実績のある就活エージェントに自己分析から手伝ってもらいたい
私自身も利用させていただいたのですが、数ヶ月に渡り自己分析を手伝っていただいた上で、情報解禁に伴い自分に合った求人を30件以上ご紹介いただきました!
就活生に非常に親身に寄り添って下さるので、少しでも興味のある方は是非登録してみてください!
Q4.リクナビグッドポイント診断とは?
グッドポイント診断は、リクルートが持つ独自のノウハウを活かして開発した本格診断サービスです。
「独創性」や「柔軟性」「決断力」など18種類の特徴の中から、あなたならではの5つの強みを診断します。
診断方法は、自身の性格について選択式で答えていく形式となっており、診断完了後、5つの強みが文章にて画面に表示されます。
会員登録に手間が掛かること、所要時間は約30分程であること、受け直しはできないことといったデメリットもありますが、無料版ストレングスファインダーと評される程精度は良いです!
リクナビSPI診断と同様、一定の労力はかかりますがその分フィードバックは手厚いです。こちらも受検して損は無いですよ!
まとめ:リクナビ診断を利用して、就職活動を加速化しよう!
ここまでリクナビ診断のサービス内容やメリット・デメリット、自己分析に活かす方法についてご紹介してきました。
最後まで読んでくださった方は、リクナビ診断の良い点・悪い点を理解した上で、しっかりと自己分析に活かすことができるようになると思います!
リクナビ診断を利用することで、自分に合った仕事選びができるようになります!
<まとめ>
- リクナビ診断は手軽に自身の仕事の適性を知ることができるサービス
- 自分のエピソードと紐づけることで選考対策にも活かせる
- リクナビSPI性格診断やグッドポイント診断も、合わせて受けてみるべき